この記事では、トレンド相場の認識方法について解説します。
相場は【トレンド相場】【レンジ相場】の2種類に分かれます。
2つの相場は有効なトレード方法が違うので、勝つ為には現在の相場がどちらかを認識できてなければいけないんですね。
この記事を読んで、トレンド相場が認識できれば勝率は上がります。
本記事の内容
・トレンド相場とは?
・トレンド相場の認識方法
・トレンド相場の終了の判断方法
トレードでの一番最初の分析は相場の環境認識(トレンド相場orレンジ相場)になります。
そして相場に合わせてトレード戦略を立てますので、重要な作業です。
インジケーターも【オシレーター系】【トレンド系】と2種類あって、相場に合わせないと機能しないんです。
・オシレーター系はレンジ相場で有効ですが、トレンド相場では機能しません
・トレンド系はトレンド相場では有効ですが、レンジ相場では機能しません
ということで今回は【トレンド相場】について解説しますが、誰でもすぐにできるほど簡単です。
トレンド相場とは?
トレンド相場とは、一方向に値動きが進んでいる状態で
上昇トレンド
下降トレンド
があります。
上昇トレンド、下降トレンドは見ればすぐわかりますが、正しいトレンド相場の認識方法があるので、パッと見ただけで判断しないようにしましょう。
ここではイメージだけ掴めればOKです。
トレンド相場の認識方法
トレンド相場の判断方法は【高値安値】と【100MA】を見ます。
上昇トレンドの定義
・高値安値が切り上がっている
・100MAが右肩上がり
下降トレンドの定義
・高値安値が切り下がっている
・100MAが右肩下がり
トレンド相場かどうか曖昧でわかりにくい部分は、わからないでOKです。わからない時は誰でもあって、その時は値動きが進んでわかるようになるまで待つのが正解です。
トレンド相場の終了の判断方法
トレンド相場の終わりの判断も【高値安値】と【100MA】を見ます。
上昇トレンドの終わり
①直近の安値を下抜ける
②100MAを下抜ける
下降トレンドの終わり
①直近の高値を上抜け
②100MAを上抜ける
上記のトレンドの終わりの判断方法は、【ダウ理論】ではトレンド終了とはなりませんが、トレンドの勢いが衰えていることは確かなので一旦終了としています。
トレンドの終了を予測する
直近の高値安値がそろうと要注意!
トレンド相場は続けば続くほど進む力は弱くなります。
そしてトレンド相場が終わる前に直近の高値安値が揃いやすいです。
高値安値が揃うとそこからレンジ相場になりやすいのですが、絶対ではなくてそこから更に伸びていく可能性も低くないです。
トレンドの勢いが衰えているというサインなので積極的にトレードするのは、控えた方がいいかもです。
角度が急なトレンドは終わるのが早い
勢いが強く進んだトレンド相場は反転も急なことが多いです。
値動きの勢いが強いとMAが追いつかず、ローソク足とMAが大きく乖離しています。
こういうトレンド相場はトレードがやりづらく、タイミングが難しいので見送りが無難でしょう。
まとめ
以上、トレンド相場の認識方法を解説しました。
本記事のまとめ
・トレンド相場は【上昇トレンド】【下降トレンド】がある
・トレンド相場の判断は高値安値、100MAを確認
・相場がわからないときはわかるようになるまで待つ
・トレンド終了は予測できる
トレンド相場を認識できるだけで勝率は上がります。
それはなぜかというと、トレードは買いor売りの2択なので(細かいことは抜きにして)単純に勝率50%ですよね。
ですがトレンド相場では、価格は一方向に進んでいるのでその方向にトレードしていくと、自然と勝率50%は超えます。
このようにトレードは勝ちやすいポイントだけを狙ってトレードするんです。
正しくやるべきことをやれば、意外とFXは難しくないかもしれません。
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