通貨の強弱が簡単にわかる無料サイトがありますので、その紹介と見方も画像で解説します。
使い方は簡単、設定も必要なし、見やすくわかりやすい、そして無料です。
この記事を読めば、すぐに使いこなせて通貨の強弱が確認できます。
本記事の内容
・マタフの見方を画像で解説
・リアルトレードでの使い方
通貨の強弱とは?
通貨の強弱とは・・・
強い通貨=買われている
弱い通貨=売られている
通貨の強弱を見極めるということは、現在どの通貨が買われていて、どの通貨が売られているのかを知るということです。
つまりトレードで有利になります。
一番買われている通貨を買えば、勝ちやすくなるからですね。
通貨の強弱はそれぞれの通貨のチャートを見比べればわかりますが、時間がかかるし慣れていないと難しいです。
Mataf(マタフ)であれば10秒で簡単に一目で通貨の強弱が確認できます。
なのでぜひMatafを使って通貨の強弱をトレードに活かしましょう。
マタフの見方を画像で解説
まずはサイトの紹介。
Currency index-Matafという海外の無料サイトです。
全て英語ですが、文字を読まなくても使えますので問題ありません。
スマホでも見方、使い方は同じです。
Currency index-Matafをクリックして開くと、下の画像が表示されます。
そして赤の四角をクリックしてください。
クリックすると下の画像が表示されます。
画像の線グラフが通貨の強弱を示しています。
これだけで通貨の強弱がわかるようになりました。
簡単ですよね。
見方を解説
通貨の強弱
線グラフ右のメモリ中央「0,00000」を基準にします。
通貨が中央より上 →【 強い=買われている 】
・上に行くほどに強い通貨
・ラインが右肩上がりは買われている
・ラインが右肩下がりは売られ始めている
通貨が中央より下 →【 弱い=売られている 】
・下に行くほど弱い通貨
・ラインが右肩上がりは買われ始めている
・ラインが右肩下がりは売られている
上記のことを考えながら現在の通貨の強弱を見てみましょう。
下の画像は、Matafで現在の15分足の通貨の強弱を表示しています。
※ 時間足が違っても、見方と使い方は同じです。
上から順に強い通貨を確認します。
① USD → 右肩上がり(強い、まだ強くなりそう)
② CAD → 水平(強い、停滞)
③ JPY → 右肩上がり(少し強い、もっと強くなる)
④ AUD → 右肩下がり(普通、弱くなりそう)
⑤ EUR → 右肩下がり(普通、弱くなっている)
⑥ CHF → 右肩下がり(少し弱い、もっと弱くなる)
⑦ GBP → 右肩下がり(弱い、まだ弱くなる)
※ 強い=買われている、弱い=売られている
今確認した通貨の強弱を実際に15分足チャートで見てみましょう。
◾️ GBP/USD
・1番強いUSD、1番弱いGBP
・線グラフの距離は一番離れている
直近の値動きだけを見ます。(緑の四角)
明らかに下方向に進んでいるので、USDが買われGBPが売られているということです。
Matafで確認した通りですね。
1番強い通貨と1番弱い通貨は、ボラティリティもトレンド方向も明確です。
なぜ直近か?
通貨の強弱は現在の状況を把握する為です。
緑の四角は約10時間分の値動きで、それ以上の過去の値動きは意味ありません。
◾️ GBP/CAD
・2番目に強いCAD、1番弱いGBP
・線グラフの距離は離れている
直近は明確に下方向ですね。
CADが買われ、GBPが売られています。
◾️ GBP/JPY
・3番目に強いJPY、1番弱いGBP
・線グラフの距離は離れている
これもJPYが買われ、GBPが売られていて下方向に進んでいます。
「線グラフの距離は離れている=強弱が明確」というのは、ボラティリティが高くトレンド方向も明確です。
つまりトレードしやすい通貨ペアですね。
次は強弱が、拮抗している通貨を見てみましょう。
◾️ USD/CAD
・1番強いUSD、2番目に強いCAD
・線グラフでは近い距離にある通貨
直近の値動きは、上でも下でもない方向感なしのレンジと判断します。
どちらも強い通貨で力が拮抗していて、どちらも譲らないのでなかなか動きません。
◾️ CAD/JPY
・2番目に強いCAD、3番目に強いJPY
・線グラフでは近い距離にある通貨
方向感なくレンジですね。
◾️ EUR/AUD
・4番目の強さは普通のAUD、5番目の強さは普通のEUR
・線グラフでは近い距離にある通貨
やはりレンジです。
「線グラフでは近い距離にある通貨=通貨の力が拮抗している」というのは、レンジになることがわかります。
レンジでも状況次第ではトレードできますが、できれば避けたいですね。
トレードはやりづらそうです。
最後に中途半端な強さの通貨のチャートを見ましょう。
◾️ CAD/CHF
・2番目に強いCAD、2番目に弱いCHF
・線グラフの距離は遠いような近いような感じ
方向感が明確ではありません。
レンジのような、直近では上方向に行っているような・・・どちらともいえます。
このようなよくわからないのは無視して、わかりやすいものを選び分析、トレードしましょう。
通貨ペアは他にもありますからね。
ここで分かったことは・・・
・線グラフの距離が離れているほど強弱は明確
・通貨の強弱が明確なほど、ボラティリティが高くトレンド方向は明確
・ボラティリティが高くトレンド方向は明確=トレードがやりやすい
つまり・・・
線グラフで距離が離れている通貨ペアは、トレードがやりやすい状況
設定変更の解説
見方は分かったと思うので、細かい表示変更など解説します。
・表示通貨の追加、削除
・時間足の変更
・表示期間の変更
表示通貨の追加、削除
線グラフのページを下に行くと、通貨の項目があります。
ここで通貨の追加、削除をします。
上の画像の説明
・①は線グラフに表示されていない通貨
・②③は線グラフに表示されている通貨
◾️ 通貨を追加したい場合
画像①の中の通貨をクリックします。
それで完了です。
クリックした通貨が、②と③に追加されていて線グラフに表示されています。
通貨一覧
・EUR → ユーロ
・USD → アメリカ ドル
・GBP → イギリス ポンド
・CHF → スイス フラン
・JPY → 日本 円
・CAD → カナダ ドル
・AUD → 豪 ドル
・NZD → ニュージーランド ドル
・CNH → 中国 人民元
・DKK → デンマーク クローネ
・MXN → メキシコ ペソ
・NOK → ノルウェー クローネ
・PLN → ポーランド ズローティー
・SEK → スウェーデン クローナ
・SGD → シンガポール ドル
・ZAR → 南アフリカ ランド
・TRY → トルコ リラ
・XAU → 金
・XAG → 銀
・XRT → プラチナ
◾️ 通貨を削除したい時
②の中の通貨をクリックします。
完了です。
クリックした通貨は②③の表示、線グラフの中から消えているはずです。
時間足の変更
線グラフの左上に時間足変更のボタンがあります。
下の画像の赤の四角の部分をクリックすると変更できます。
現在はHourly(1時間足)が表示されています。
・5 Min → 5分足
・15 Min → 15分足
・Hourly → 1時間足
・4H → 4時間足
・Daily → 日足
時間足を変更する時は、変更したい時間足のボタンを押します。
ボタンを押して変更するまでに、3秒くらいかかるのでボタンを押して「あれ?かわらないぞ?」と思わないように。
僕は「変わらないぞ?」と思って、いろんなボタンを押しました。
せっかちさんは要注意です。
線グラフは自動更新ではない
線グラフは時間足ごとに動きます。
5分足なら5分毎に、1時間足なら1時間毎に線グラフが更新されます。
ただし更新は自動ではないので、開いたページをそのままにしておくと更新されないままです。
表示期間の変更
線グラフの表示期間を変更できます。
拡大、縮小と同じです。
変更のやり方は、画像の赤の四角の中(日付の部分)を左右にドラッグすればOK。
・左にドラッグ → 拡大
・右にドラッグ → 縮小
上の画像の表示期間を拡大してみます。
下の画像の赤の四角に時間が表示され、細かく通貨の強弱を見ることができます。
リアルトレードでの使い方
リアルトレードをやる前に、通貨の強弱のポイントをおさえておきましょう。
・強い通貨と弱い通貨のペアは、トレードがやりやすい
・Matafの線グラフで離れている通貨ペアが狙い目
・Matafの線グラフで近い通貨ペアは避けたほうが無難
通貨の強弱は現状認識として使う
トレードはMatafで通貨の強弱を確認して、今一番買われている通貨を買えば勝てるという単純ものではないです。
通貨の強弱を確認するのは、現在の状況を認識するためです。
トレードしやすい通貨ペアを見つけたら、まだ値動きは伸びそうか?どのタイミングで買うか?などいろいろと分析が必要になります。
なのでトレードしやすい通貨ペアを見つけても、トレードするかはその後の分析次第です。
"通貨の強弱を確認するということは、トレードをやりやすい通貨ペアを認識するため"
トレードへの使い方の具体的方法を下で解説します。
リアルトレードでの使い方
使い方は「長期足でトレードしやすい通貨ペアを選び、長期足の方向に短期足でトレードする」です。
マルチタイムフレーム分析が必須です。
例で解説します。
① 4時間足で通貨の強弱を確認して通貨ペアを選択
値動きの目先に抵抗帯がないか、トレンドは継続するかなどを確認します。
②1時間足で戻りを待つ、エントリーポイントを探す
通過の強弱を確認したということは、値動きが進んだ後だということです。
なのですぐにトレードせずに、一度戻すのを待ってエントリーポイントを探します。
③15分足、5分足でエントリー
値動きが1時間足のエントリーポイントに来たら、執行足に切り替えトレンド方向に進み始めたことを確認してエントリーします。
注意してほしいのが、トレードしやすい通貨ペアを見つけた時にはすでに値動きは進んでいるということ。
なので必ず長期足でトレードしやすい通貨を探し、短期足でその間を抜き取るというイメージを持ってください。
執行足で通過の強弱を確認しても、値動きが進んだ後なので遅いです。
※ 分析する時間足はなんでもいいですが、必ず長期足から短期足です。
まとめ
本記事で重要なこと
・Matafを使えば通過の強弱が一目瞭然
・Matafの線グラフにて距離が離れている通貨が狙い目
・通貨の強弱は現状を認識するためのもの
・長期足でトレードしやすい通貨ペアを選び短期足でトレードする
以上です。
通貨の強弱を知るためのCurrency index-Matafの紹介でした。
通貨の強弱を知ることは、必ずトレード結果に有益になります。
あなたのトレードの助けになれば嬉しいです。
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